かねてより、星座望遠鏡を双眼鏡にしたいというご意見を各所からいただいておりました。

私たちとしても、そのようなご意見は開発時点で想定しており、赤いリングの部分にネジを切っておき、双眼鏡にしたり、望遠鏡のファインダーにしたりするとき接続しやすいように準備していました。

この双眼化アダプタを使えば、一人で使うときは双眼で、ご家族やお友達とお使いになるときには単眼でお楽しみいただけます。

この双眼化アダプタ単体(下写真のケース付属)を2,380円で、二つの星座望遠鏡と双眼化アダプタ(ケース付属)をセットにして、すぐに双眼鏡として使っていただけるセットを13,800円で販売いたします。

双眼化キットの使い方

下の写真のように、二つの星座望遠鏡をつなげることで、双眼鏡としてお使いいただけます。

眼幅の調整もでき、ビノホルダー用のネジ穴も開いています。「こんな倍率のひくい双眼鏡を三脚に固定するの?」という声も聞こえてきそうですが、これ、意外と役にたちます。例えば、星座がわからない初心者の方やお子さんなどと一緒に星を見るとき、「あれが○○座だよ」と伝えてもどれを指しているかわかりません。

三脚で固定していれば、向けている方向を固定することができるので、これが○○座だよ、と言って見せてあげることができます。

また、固定リングとブリッジを別部品にしたことで、星座望遠鏡に元々ついているストラップホールの位置を好みの位置に動かすことができます。

これはいまいちピンと来ないかもしれませんが、下の接続方法の説明に目を通していただけるとわかりやすいかもしれません。

アダプタと、本体の接続方法

1、星座望遠鏡を対物レンズを下にしてテーブル等に置いてください。このとき、テーブルに水分やホコリなどが無いことを確認してください。

2、星座望遠鏡本体のピント調整リング側から、

 a.ブリッジのどちらか片方の環
 b.固定リングのどちらかひとつ

の順番でかぶせていきます。このときブリッジは、中央部分にネジ穴が開いていない側を上に向けてください。固定リングは外周がキザキザになっているほうを上に向けてください。

3、固定リングを、星座望遠鏡本体の赤いリング状の部分にねじ込みます。最後までねじ込む前に、星座望遠鏡の本体を回して、ストラップホールを使いやすい位置に移動させます。


4、固定リングをさらにねじ込んで、完全に固定してください。

5、もう片方も同じように固定します。