早速、小3の娘が、「パパ、シリウスだよ」、と言ってみせてくれました。

自分で運んで、向きを合わせて、ちゃんと視界に入ってピントも合わせられています。最初のころはピントを合わせるのを難しそうにしていましたが、もうマスターしたようです。夜空の星を一緒に見てくれるような、趣味の合う友達は今まで長いこといませんでしたが、今では娘がパートナーです。

茨城県常陸大宮市に花立山天文台「美スター」というところがあります。アマチュア天文家たちが毎週土曜日の夜に観望会を開いてくれています。私たちもときどき参加させてもらっています。

この前、娘が「自分の望遠鏡でも見たい」と言い出して聞かないので、車に積んでいたラプトル60を天文台の2階に運んで、見せました。(これは軽くて機動力があるのがよいです。)

すると、それまで大きな望遠鏡を操作していた大人たちが集まってきて、「ラプトルだ!」と言って熱心に覗きだしました。普段、大きな望遠鏡をいじりなれている人たちなのに、みんな興味津々で、驚きました。「やっぱり架台が大切なんだな」とか言いながら一生懸命見ています。娘はなんだか誇らしげにしていました。