三十日にラプトルが届きました。仕事が済んで、部屋で箱を開けての第一印象
「こんなんでほんとに見えるの?(笑)」
こんなに簡単でいいのかと思いつつ、ごそごそと組み立ててみると、小さいながら望遠鏡らしき姿が出来上がりました。女房子供がまた
「何かやってる」という冷めた目。
「これ天体望遠鏡。子供の小遣いで買える良く見える望遠鏡を作りたかったんだって」
「ふーん」全く興味なし。

一日ファーストライト。つるぷらというソフトで大体の方位を確かめ、目標だった土星を見てみることに・・・。
フィールドスコープの経験があるので取り扱いに難しい事は無く、ピントを調整(この精度もなかなかのもの)、じっくり見ていくと・・・
見えました!!!土星の輪が串刺しのようになっています。
「@おわーすげー!ほんとに見える!!!」大興奮です。
早速5歳の子供を呼び
「見てごらん」子供(5歳女児)
「見えないよー」。なぜかな?と観察すると両目を開けています。
「片目を開けて」じっくり見ていると・・・
「とうさん星に何か刺さってる!お団子みたい。」「お団子食べたくなった」
と全くロマンの無いことを言うわが子に愕然としながらも、妻に風邪を引くからと促されるまで、「お団子星まだ見る!」と離れない様子に、少しは伝わったかなと思った次第です。

本当にすばらしい望遠鏡を作っていただきありがとうございました。初心者用でこのレベルだったら高級機はどんなものだろう?と興味しんしんです。初心者用でもまがい物でも子供だましでもなく本物ですね。ちょうど昔50CCバイクが初心者用であっても本物だったように、大人の宝物としても大切に使い込みたいと思います。まずは天体観測図鑑に記載されている天体にチャレンジします。近くに「夢ぎんが」という施設がありますのでいってみようかなとも思っています。

私は青少年育成行事を主催しておりますので、次回のキャンプでの小学生の反応が楽しみです。コスト削減主義の難しい時代ですが、初心を忘れずに、子供たちに夢を提供するすばらしい貴社の繁栄をお祈り申しあげます。このたびはありがとうございました。これからも頑張ってください。

42歳のおじさんと5歳の娘より。