2020年2月の星空情報

みなさん、こんにちは。
スコープタウンの今村です。
今月から、大沼から担当を引き継ぎました。
よろしくお願い申し上げます。

2月7日〜14日頃は水星を見るチャンスです。
また19日・20日・21日の夜明け前には細い月と惑星たちが近づきます。

☆望遠鏡・双眼鏡におすすめの天文現象

2月7日頃〜2月14日頃の夕方、西南西の低空で水星が見頃となります。

一番高い位置に見えるのが2月10日で、日の入り30分後で地平線から11度の高さになります。
7日〜14日は日の入り30分後で10度以上の高さに見えています。

太陽の近くにいていつもは見づらい水星が高度を上げるので、日の入り後に見える絶好のチャンスです!
ただし、望遠鏡・双眼鏡は日の入りの時間(東京では17時20分頃)に必ず注意して、太陽を絶対に見ないようにしてください。

参考になるページを下記にご紹介します。

水星が東方最大離角(国立天文台)

また、19日・20日・21日の夜明け前には東南東の低空で、細い月が火星・木星・土星に近づきます。
朝5時30分の時点では火星が地平線から約20度の高さに見えていますが、木星は15度程度、土星は10度以下の低空にいるため、
大気の揺らぎの影響でユラユラした姿になります。
来月3月中旬の朝5時には3惑星とも高度が20度以上になるので、望遠鏡や双眼鏡ではその頃の方が見やすいでしょう。

・水星:2月7日頃〜2月14日頃の夕方、西南西の低空で見やすくなります。
    明るさは0.8等〜0.1等です。

・金星:日没後の、南西〜西の空に「宵の明星」としてとても明るく見えます。
    明るさはマイナス4.1等〜マイナス4.2等です。

・火星:夜明け前の空、南東方向の低空に見えます。
    明るさは1.4等〜1.1等です。

・木星:夜明け前、南東方向の低空に見えます。
    明るさはマイナス1.9等〜マイナス2.0等です。
    夜半前の22時頃に見えるようになるのは、2020年7月以降です。

・土星:明け方、南東方向の低空に見えるようになります。
    明るさは0.6等〜0.7等です。
    夜半前の22時頃に見えるようになるのは、2020年7月以降です。

☆望遠鏡・双眼鏡を使わずに楽しめる天文現象

27日・28日、日没後に西の空で細い月と金星が近づきます。
どちらも肉眼で十分わかりますし、最近のスマートフォンならその模様を撮ることができるかもしれません。

また、19日・20日・21日の夜明け前には東南東の低空で、細い月が火星・木星・土星に近づきます。
3月下旬の夜明け前に火星・木星・土星の3惑星が近づいて見えますが、2月から見ていると火星が木星・土星に徐々に近づいていくのがわかります。

参考になるページを下記にご紹介します。

月と火星が接近(アストロアーツ) 
細い月と木星が大接近(アストロアーツ) 
細い月と土星が接近(アストロアーツ) 

下の図は、東京から見た2月10日夕方17時50分頃の西南西方向の空、2月15日夜20時00分頃の南方向の空の様子です。

2/10、夕方17時50分頃の西南西方向の空
2/15、夜20時00分頃の南方向の空

☆天文現象詳細

2020年2月

2日 上弦の半月 日没の時南中(南の空で一番高い位置に来ます)
   月の観測のおすすめ時間帯は日没から夜9時位まで。地平線に近くならないうちに見ましょう。

9日 満月(日没時に東の地平線からのぼってきます。)

10日 水星が太陽の左側に一番離れて見える位置にきます(東方最大離角)。

16日 下弦の半月 深夜に東の地平線から上ってきます。観測のおすすめ時間帯は午前2時くらいから。

24日 新月(月が太陽方向にあり観測出来ない)。

27・28日 日没後に西の空で細い月と金星が近づきます。

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