星空情報臨時版です。
今回は3月21日をピークとする夜明け前の火星と木星の接近についてお知らせします。

まず、3月17日の時点で火星と木星はかなり近づいて見えているので、小型双眼鏡(例:5×21、視野11度程度)で見るとこれから23日頃にかけて、夜明け前に火星と木星が並び、土星も一緒に見ることができます。
そしてラプトル・アトラスのような小型望遠鏡なら、20日・21日の夜明け前に30~40倍程度の倍率でひとつの視野に火星と木星を一緒に見ることができます。

双眼鏡・望遠鏡で見る場合、日の出の時間にも必ず注意してください。
双眼鏡・望遠鏡で誤って太陽を見てしまった場合、失明してしまう可能性があります。

3月20日の火星・木星の見える方角と地平線からの高度(朝4時30分)
※3月21日もほぼ同じです。
札幌:南東方向、14度(日の出 5時37分)
仙台:南東方向、18度(日の出 5時39分)
東京:南東方向、19度(日の出 5時44分)
大阪:南東方向、17度(日の出 6時02分)
広島:南東方向、16度(日の出 6時14分)
福岡:南東方向、15度(日の出 6時22分)
那覇:南東方向、17度(日の出 6時33分)

参考になるリンクを下記にご紹介します。
・火星が木星・土星に接近(国立天文台)
 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/03-topics01.html
・2020年3月下旬 火星と木星が大接近(アストロアーツ)
 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11110_ph200321

画像は3月20日朝4時30分東京から見た場合のシミュレーション。参考にしてください。

SUPER STAR 4 for Scopetechにて作成

3/20に見る場合の視野円。

3/21に見る場合の視野円。

星図はStellarium 0.19.3より

文責・作図 スタッフ今村