月が今年一番大きく見える、いわゆる「スーパームーン」についてです。
地球に月が最接近するのが8日午前3時9分、満月になるのはその後の8日午前11時35分と昼なので、その瞬間は残念ながら見ることができませんが、今晩7日夜から明日8日夜明け前にかけて見ても極端には大きさは変わりません。

今回と一番小さく見える時とを比べると、面積は約14%大きく、明るさも約30%明るくなります。
望遠鏡で見ると、一番小さく見える時と比べれば大きさの違いに気づけると思いますが、記録を残しておかないとわかりづらいでしょう。
※今年一番小さく見える満月は10月31日です。

今晩の月を望遠鏡+スマホで撮影したり、視野に対して月の大きさをスケッチしておくと比べられると思います。
望遠鏡はどの接眼レンズを使ったのか、スマホのカメラはズームしたなら何倍ズームしたかを忘れずにメモしてください。

画像はラプトル50の視野を例にしています。
ラプトル50+F8mm(75倍)では今日の月は視野ほぼいっぱいになって見えるはずです。
ラプトル60+F8mm(87.5倍)では月がはみ出します。
アトラス60+12.5mm(64倍)では月がもう一回り小さく見えます。