微動装置とは、微動ハンドルを回すことで、望遠鏡の向きを細かく動かす(微調整をする)装置のことです。
特に100倍以上の倍率で観察するときにこの微動装置が活躍します。
水平方向に動く軸についている微動装置を「水平微動」、上下方向に動く軸についている微動装置を「上下微動」と呼んでいます。
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「上下微動」のハンドルを回転させると、鏡筒の向きを少しずつ上や下に動かすことができます。「水平微動」のハンドルを回転させると、鏡筒の向きを少しずつ右や左に動かすことができます。
微動装置は、下のような「ウォームホイール」と「ウォームネジ」で構成された、「ウォームギア」によって機能しています。
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微動ハンドルは「ウォームネジ」につながっています。ハンドルを回すと、下図のようにウォームネジが回転します。それに合わせて、ゆっくりとウォームホイールが回転することで、鏡筒の向いている方向がゆっくりと動きます。
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